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紙のリサイクル

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紙のリサイクルの考え方

紙のリサイクルは、資源を有効に活用し、環境にも貢献する大切な取り組みです。

①目標
当社グループは、日本製紙連合会の「環境行動計画」の一つである「2020年度までに古紙利用率65%の目標達成」に向けて、原料としての古紙回収を推進し、更なる古紙利用の拡大に取り組んでいます。

②パフォーマンス
王子グループの2017年度の古紙利用量は約400万トン、古紙利用率は64%でした。


算定対象:王子製紙、王子マテリア、王子エフテックス、王子ネピア

<主な古紙利用製品>

王子グループでは、幅広い品種の紙・板紙製品を生産しており、その品質要求に応じて古紙は使い分けられています。


(1)段ボール原紙

段ボール原紙とは、段ボールの表面に使われているライナー原紙と、その間に挟まれている波型の中芯原紙の総称です。原料の90%以上が段ボール古紙、雑誌古紙等であり、リサイクルの優等生です。


(2)白板紙

白板紙は、主にボックスティッシュやお菓子の箱等に使われる用紙です。一枚の紙のように見えますが、写真のように多層になっており、5層から多い場合には9層のパルプシートを重ねて抄きます。層ごとに違う種類の古紙パルプを使用することで、製造時の環境負荷がより小さいパルプの比率をできるだけ高くするとともに、古紙の有効利用を促進します。




(3)印刷用紙

コピー用紙や、雑誌、各種印刷物向けの用紙です。品質面の制約から、古紙利用が難しい製品分野ですが、現在、新聞古紙および雑誌古紙の利用促進に取り組んでいます。


(4)新聞用紙

王子グループでは、段ボール原紙についで古紙の使用量が多い製品です。新聞の印刷技術の高度化にともない、より高品質の新聞用紙が求められるようになっています。その原料となる古紙パルプについても、品質の一層の向上に取り組んでいます。


<古紙品質向上に向けた取り組み>

情報媒体の電子化といった消費者ニーズの変化に伴って、国内の古紙発生量は減少していますが、今後もさらなる利用率アップを目指して、機密書類や難処理古紙の利用、古紙品質向上のための業界への働きかけ等、多方面に取り組んでいきます。より良いリサイクルには古紙の品質向上が欠かせません。製紙原料として適さない禁忌品※1を混入させない適切な分別の普及に努めています。

※1 禁忌品A:混入によって重大な障害を生ずるもの

石、ガラス、金属、土砂、木片、布類、プラスチック類、合成紙、不織布、使い捨ておむつ、臭いのついた紙、汚れた紙、昇華転写紙、感熱性発泡紙、ろう段等。

  • 昇華転写紙:捺染紙、アイロンプリント紙。バッグや靴などの詰め物として再利用され、古紙として原料に混入するケースも多い。
  • 感熱性発泡紙:点字印刷等に使用される。加熱により文字等が立体に浮き出る特殊紙。
  • ろう段:蝋引き段ボールのこと。耐水加工としてワックス処理をした段ボール。

禁忌品B:混入が好ましくないもの

  • カーボン紙、ノーカーボン紙、樹脂コーティング紙、ラミネート紙、粘着テープ、感熱紙、抄色紙、折込チラシや雑誌等に付随したサンプル類等
   
分別されている古紙 製紙工場での分別管理


<アジア地域の紙リサイクルシステム発展に向けた取り組み>

日本の古紙回収システムは、発生源である家庭や自治体、あるいはスーパーやオフィス等で段ボール、新聞紙、雑誌、雑紙等に分別され、その後、回収業者や古紙問屋を経て、製紙工場へ運ばれる世界的にユニークなリサイクルシステムであります。他方で、古紙は国際商品として世界中に流通しており、中でもアジア地域では古紙の需要が増大しております。

日本製紙連合会では、経済産業省委託事業としてアジア地域を対象とした紙リサイクル研修会を実施しており、王子グループでは相手国の政府機関、製紙メーカー、古紙問屋等からなる研修生を対象に、紙リサイクルシステムの紹介や製紙工場への視察等に協力しております。古紙の需給や品質の安定には、自国での紙リサイクルのシステムを構築することが重要になります。王子グループは、アジア地域での紙リサイクルシステムの発展に協力してまいります。


   
インドネシア研修生への紙リサイクル講義 フィリピンからの研修生視察(佐賀工場)