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環境・社会

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森のリサイクルの考え方

コンテンツ

持続可能な森林経営により育成される森林だけを資源とする、
木材原料を調達しています。

森林は、光合成による再生可能な循環型資源であり、紙の原料である木材繊維を供給します。パルプの製造工程で、木材からリグニン(注1)やヘミセルロース(注2)が黒液(黒い植物性廃液)(注3)として分離されバイオマス燃料(注4)として利用されています。木材を紙の原料だけでなく、バイオマス燃料としても最大限に有効活用していることが、製紙会社の特長です。
王子グループは、優れた資源である森林の利用にあたり、環境的、社会的、経済的に適切な管理をした、持続可能な森林経営により育成される森林だけを資源とする木材原料を調達。これを「森のリサイクル」と呼んでいます。持続可能な森林経営による資源を利用することは、地球温暖化対策にも貢献します。

(注1および注2)リグニン、ヘミセルロース
木材の主な化学成分はセルロース、ヘミセルロースおよびリグニンである。木材の約半分を占めるセルロースは主に繊維という形を作っていて、紙に利用される。残りのヘミセルロースとリグニンは繊維と繊維を接着したり隙間を充填したりしている。

(注3)黒液(植物性廃液)
木材チップからパルプを生産する工程(クラフトパルプ化法)で、木材チップの中の木材繊維をパルプとして取り出した後の、黒い植物性廃液のこと。リグニンやヘミセルロースなどが主成分であり、蒸解薬品を含む。

(注4)バイオマス燃料
再生可能な生物由来(木材など)の有機エネルギーのことで化石資源を除いたもの。

木材原料の調達指針

王子グループは、2005年4月に『木材原料の調達方針』を発表しました。これは上記の考え方に基づいて木材原料を調達する際の具体的な行動計画を明らかにしたものです。さらに、2007年4月には「王子グループ・パートナーシップ調達方針」の下で、「木材原料の調達方針」を「木材原料の調達指針」として改定し、王子グループが調達する木材原料が持続可能な森林経営による資源を原料とすることを確認する体制を強化しました。CSR調達による森林資源の適正な管理と利用を通じて、地球温暖化防止と生物多様性の保全にも貢献して参ります。

2005年4月1日制定
2007年4月1日改訂
2012年10月1日改訂
2013年12月1日改訂

木材原料の調達指針

王子ホールディングス株式会社

[基本的な考え方]

紙の原料となる木材は、再生産が可能な優れた資源である。森林資源は適正な管理と利用によって、二酸化炭素の吸収固定による地球温暖化防止と生物多様性の保全に貢献する。
木材原料の調達にあたり、「王子グループ・パートナーシップ調達方針」に基づいて、持続可能な森林経営により育成される資源を原料とするCSR調達を推進する。

[調達指針]

(1)森林認証材の拡大

自社海外植林事業について、森林認証の100%取得を目指す。外部購入については、森林認証材を優先的に購入し、森林認証を取得していないサプライヤーについては認証の取得を積極的に奨励する。

(2)植林木の増量、拡大

自社海外植林事業を拡大し植林木の自給量を増やすとともに、外部購入についても植林木を増やし、原料中の植林木比率を高める。

(3)未利用材の有効活用

資源活用の観点から製材廃材、間伐材、低質材等の有効活用を推進する。

(4)調達における法令遵守、環境・社会への配慮等の確認

1. サプライヤーのモニタリングの実施
当社が調達する木材原料のサプライヤーを対象に、「王子グループ・パートナーシップ調達方針」に基づいて下記の項目を書面または現地調査により確認する。
a) 法令・社会規範の遵守と公正な取引
b) 環境への配慮
c) 社会への配慮
d) 社会とのコミュニケーション

2. 原料のトレーサビリティの確保
木材原料の出所を遡り、原料が適正に管理された森林より生産されたものである事を確認する。特に違法伐採による木材は購入しない。
このために、当社が調達する木材原料のサプライヤーを対象に下記の項目を継続的に調査し、原料のトレーサビリティを確保する。
a) 原料の産地(伐採箇所、森林所有者、人工林・天然林の区別など)
b) 森林の管理方法(適用される森林法や森林管理規準など)
c) 森林認証の取得
d) 違法伐採による木材がないこと(森林認証、伐採許可証、原木の入荷記録等による確認)
e) 遺伝子組み換え材がないこと
f) 公的に保護価値が高いと認められた山林を伐採していないこと
g) 原料をめぐる重大な社会的紛争がないこと
h) 人権の擁護や労働者の権利保護に配慮していること

輸入材の調査は船積みごとに実施する。引き取り単位が小さい国産材の調査は年1回とするが違法伐採による木材がないことはトラックごとに確認する。
トレーサビリティの精度を上げるべくサプライヤーに、原料の出所情報を常時把握するよう指導を行う。
トレースの結果については第三者監査を行い、関係書類は5年間保存する。

(5)情報公開

調達指針の実施状況について、ウェブサイトやCSR報告書で概要を公開する。

なおパルプの調達にあたっても、「王子グループ・パートナーシップ調達方針」に基づき、
この指針に準拠してCSR調達を推進する。

<補足>

持続可能な森林経営とは、環境的、社会的、経済的に健全な森林経営を指す。

・環境的持続可能性 :生物多様性の維持、生態的プロセスや生態系の保全。
・社会的持続可能性 :森林に依存している人間社会の維持。
・経済的持続可能性 :継続的な木材生産と利用。

持続可能な森林経営がなされているかを客観的に評価するための基準および指標が、自然条件や社会的背景の類似した地域ごとに作られており、日本政府は、その中でモントリオールプロセスに参加している。
生物多様性とは、1992年にリオデジャネイロで開催された環境と開発に関する国際連合会議(地球サミット)では次のように定義された。
「陸上、海洋およびその他の水中生態系を含め、あらゆる起源をもつ生物、およびそれらからなる生態的複合体の多様性。これには生物種内、種間および生態系間における多様性を含む」

森林認証とは、森林が適切に管理されていることを、独立した第三者機関が評価、認証する制度。国際的に知られている制度としてFSC®(Forest Stewardship Council®)、PEFC(Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemes)、SFI(SustainableForestry Initiative)等があり、日本には独自の制度としてSGEC(Sustainable Green EcosystemCouncil、緑の循環認証会議)がある。

低質材とは、製材、合板等に不向きな木材(細い木、曲がった木、芯の腐った木)を指す。

以上

出力用PDFファイルは以下よりダウンロード頂けます。

「王子グループ・パートナーシップ調達方針」(CSR調達方針)115KB

「木材原料の調達指針」172KB

実施状況の報告(2016年9月作成)

2015年度「木材原料の調達指針」実施状況 (PDF形式)643KB

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