王子ホールディングス株式会社(社長:磯野裕之、本社:東京都中央区)は、キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:髙宮満)のドレッシング包材に、大成ラミックグループ株式会社(社長:長谷部正、本社:埼玉県白岡市)と共同開発した液体食品向けの紙製小袋が採用されたことをお知らせいたします。9月20日より日本航空株式会社の一部の国際線機内食のドレッシングとして順次提供されています。
近年、環境負荷低減への社会的要請が高まる中、当社は「脱プラ」「CO₂削減」をキーワードに、紙素材を活用した液体包装の実用化に取り組んでまいりました。本製品は、製紙技術に強みを持つ王子ホールディングスと、液体包装に特化した大成ラミックグループ社のラミネート技術や充填機械製造による包装技術を活かしたものです。紙素材を主成分としながらも、液体食品に求められる酸素や水蒸気に対する高いバリア性を確保しており、サステナビリティと機能性を両立した新たな包材の開発が実現しました。

今回の紙製包材の導入により、従来の大成ラミックグループ社のプラスチック製パッケージと比較すると、1袋当たりのプラスチック使用量は44%削減、CO2排出量は25%削減となります。

植物生まれのごまドレッシング

王子グループは、お客様の環境配慮を目的とした包装設計に対して、幅広い素材や加工のサステナブルパッケージを提案してきました。今後も製品開発や木質由来の新素材開発などを進め、持続可能な社会に貢献してまいります。
王子グループが提案するサステナブルパッケージの情報や導入事例の情報はリンク先をご参照ください。 https://solution.ojiholdings.co.jp/ojipaperpackage/regulation/
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