伊藤園と王子ホールディングスが協働で使用済みポリエチレン付クラフト袋を段ボールへ循環利用開始 〜使用済み包装材が段ボール原料として“資源”に生まれ変わる〜

ニュースリリース サステナビリティ

王子ホールディングス株式会社(代表取締役社長:磯野 裕之、本社:東京都中央区)と株式会社伊藤園(代表取締役社長:本庄 大介、本社:東京都渋谷区)は共同で、伊藤園の工場で使用済みとなったポリエチレン付クラフト袋を、伊藤園のリーフ製品用梱包段ボールの原料として活用するマテリアルリサイクルの取り組みを2026年9月より開始したことをお知らせいたします。

   

近年、サーキュラーエコノミーへのシフトが加速する中で、使用済み資材を「新たな原料」と捉える資源循環(マテリアルリサイクル)が、持続可能な社会の鍵を握っています。ポリエチレン付クラフト袋は、乾燥茶葉の湿気を防ぐためにプラスチックラミネート加工が施されているため、古紙回収に出せない素材(禁忌品)として大部分が焼却処分されており、有効活用に向けた技術的解決が望まれていました。
伊藤園の静岡工場では、原料である茶葉の運搬に同袋を使用しており、年間約20トン発生しています。今回、王子グループが有する再生技術「Renewa(リニューワ)」を活用することで、同袋の繊維分(パルプ)を回収し、原料として再資源化することが可能となりました。

   

【再資源化された段ボール写真】
使用済包装材を原料の一部として製造した段ボール箱

   

   

本取り組みは、これまで再利用が難しかった資材を自社内で循環利用することから、資源の有効活用を図るとともに、持続可能な資源循環の実現に貢献します。
両社は今後も、資源の循環利用の高度化に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

   

   

■株式会社伊藤園について
伊藤園は、「茶畑から茶殻まで」という考え方のもと、栽培から製造工程ならびに副産物の活用に至るまで、各段階において資源循環の取組みを進めています。飲料生産時に発生する茶殻を日用品や工業製品の原材料として活用する独自技術「茶殻リサイクルシステム」を例に、資源の高付加価値化と地域内循環の拡大を図っています。また、容器分野においては2030年までにペットボトルのリサイクル素材使用率100%を目指し、資源循環型容器への転換を段階的に進めています。今回の取り組みは、製造工程で使用した資材を新たな用途へと再資源化して自社内で循環利用するもので、資源の有効活用と環境負荷低減の両立を図ります。今後も、循環型社会の実現に向けて取組みを進めてまいります。

   

■「Renewa(リニューワ)」について
 「Renewa(リニューワ)」は、これまでリサイクルが難しかった素材を再生可能(Renewable)にしていく、王子グループが推進している企業連携型の新しいリサイクルシステムです。資源循環の輪が広がる未来を目指し、技術開発とパートナーシップを通じて、より多くの廃棄物の再資源化に挑戦し続けています。取組みの詳細については、専用WEBサイトをご覧ください。
 ◆Renewa(リニューワ)専用WEBサイト: https://renewa-oji.jp/

   

≪関連リリース≫
>「企業・業界の枠を超えた低炭素・資源循環型社会への取り組み 4社連携による紙カップリサイクルの開始」のお知らせ
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>「紙製ハンドタオルの水平リサイクルシステムを確立~星野リゾートの4施設で6月1日から開始~」のお知らせ
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>「東京23区全域で使用済み紙コップのリサイクルプラットフォームを構築」のお知らせ
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<本件に関する問い合わせ先>

王子ホールディングス株式会社
グループオペレーション本部 リサイクル推進部
TEL:03-3563-1130 E-mail:ohd.recycling-system@oji-gr.com
コーポレートガバナンス本部 広報部
TEL:03-3563-4523 E-mail:oji-holdings@oji-gr.com

株式会社伊藤園
広報部広報課
TEL:03-5371-7185  E-mail:itoenpr@itoen.co.jp