王子グループTNFDレポート2024

2024年9月20日、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、以下TNFD)が2023年9月に公表した提言に沿って、王子グループの自然関連課題と取り組みをまとめた「王子グループTNFDレポート2024」を発行いたしました。
目次
- CEOメッセージ
- 開示要件
自然資本に対する取り組み
- ガバナンス
- 戦略
- リスクとインパクトの管理
- 測定指標とターゲット
自然関連課題の特定と評価
- 自然との接点
- CENIBRA(ブラジル)における林業
- 日本国内における林業
- 水リスク地域における製造事業
まとめ
付録
TNFD提言に基づく情報開示
当社は2024年1月にTNFD提言の早期採用者として「TNFD Early Adopter」に登録し、自然関連情報開示の準備を進めてまいりました。
本TNFDレポートでは、王子グループの自然関連課題と取り組みを、TNFD提言の4つの柱である「ガバナンス」「戦略」「リスクとインパクトの管理」「測定指標とターゲット」に沿って開示しています。
特に、グループ最大規模の森林を保有・管理するブラジルのCENIBRA社は、生物多様性の維持・向上への貢献が、事業活動によるインパクトを上回る状態にある、と第三者(公的認証機関)に認定され、同社の自然関連の依存、インパクト、リスク、機会とそれらへの対応に重点を置いて記載しています。