王子グループTNFDレポート2025

2025年9月19日、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、以下TNFD)が2023年9月に公表した提言に沿って、王子グループの自然関連課題と取り組みをまとめた「王子グループTNFDレポート2025」を発行いたしました。
目次
1 CEOメッセージ
2 はじめに
- 2-1 本レポートについて
- 2-2 自然資本に関する基本的な考え方・コミットメント
- 2-3 自然資本との一体的な取り組み
3 ガバナンス
- 3-1 管理体制
- 3-2 人権の尊重・ステークホルダーエンゲージメント
4 戦略
- 4-1 自然との接点の特定
- 4-2 ①CENIBRA(ブラジル)森林について
- 4-3 ②日本国内の森林について
- 4-4 ③サプライヤーについて
- 4-5 移行計画
5 リスクとインパクトの管理
6 測定指標とターゲット
7 まとめ
8 付録
- 8-1 王子グループの依存とインパクト
- 8-2 外部イニシアティブへの参画
- 8-3 GRI101生物多様性 内容索引
TNFD提言に基づく情報開示
当社は2024年1月にTNFD提言の早期採用者として「TNFD Early Adopter」に登録し、同年9月には「王子グループTNFDレポート2024」を発行いたしました。今回の「王子グループTNFDレポート2025」は、当社として2回目の発行となります。
本TNFDレポートでは、王子グループの自然関連課題と取り組みを、TNFD提言の4つの柱である「ガバナンス」「戦略」「リスクとインパクトの管理」「測定指標とターゲット」に沿って開示しています。
特に、林業に焦点を当て、2024年に設定した自然関連ターゲットの達成に向けた活動の進捗と成果、国内社有林における生物多様性評価の実施状況、ならびにチップサプライヤーの調査・管理に関する事項を報告しています。さらに、昆明・モントリオール生物多様性枠組み(GBF)に沿った自然移行計画を開示しています。