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ニュースリリース

2015年02月06日

【日】ニュースリリース(IR)

ミャンマーにおける新工場建設(総合パッケージング事業開始)に 関するお知らせ

当社は、ミャンマー連邦共和国に現地法人を設立し、ヤンゴン郊外のティラワ工業団地内に、段ボール加工を含む総合パッケージング事業を行う新工場を建設することを決定しましたので、お知らせいたします。

1.   ミャンマーにおけるパッケージング事業
王子グループは事業構造転換の一つとして、東南アジアおよびインドへのパッケージング事業の積極的な展開を行っています。
ミャンマーは2011年の民政化以降、豊富な天然資源を背景に、世界各国から事業投資先として注目を集め、急速に経済発展が進んでいます。とりわけ、経済の中心地であるヤンゴンには、繊維・縫製業や飲料・加工食品事業等の進出が続いており、その中でも日本・ミャンマーの共同事業体が開発するティラワ工業団地では、日系企業を中心として、さらなる事業進出が加速していくことが見込まれています。
一方、ミャンマーでは電力・水・道路といったインフラの整備や、裾野産業の成長が今後の課題となっております、包装材分野においても近代的な加工設備を持つサプライヤーは限られており、特に高級品、輸出向けへの包装需要に対応できる現地企業が大幅に不足している状況です。当社は、ヤンゴン市内のミンガラドン工業団地において、本年5月に段ボール工場(Oji GS Packaging(Yangon)社)を稼働させる予定で準備を進めておりますが、ティラワ工業団地においても、総合パッケージング会社としてこれまでに培った技術・事業ノウハウ・人材を投入し、国際レベルの包装材のワンストップセンターを設立したいと考えております。これにより今後、より高い包装品質を求めるお客様のあらゆる需要に対応し、ミャンマーの経済発展および生活の向上に貢献していけるものと考えております。
当社は現在、東南アジアにおいて20ヵ所のパッケージング事業拠点があり、建設中のベトナムとミンガラドン工業団地の2工場と合わせ、全部で23の製造拠点となる予定です。

2.   現地法人および新工場の概要
マレーシアの当社子会社(当社100%出資) Oji Asia Packaging Sdn.Bhd.及びOji Asia Management Sdn. Bhd. がそれぞれ90%、10%を出資して、ミャンマーに現地法人を設立します。この現地法人が、ヤンゴン郊外にあるティラワ経済特区 のティラワ工業団地に工場を建設し、事業を開始します。

[現地法人の概要]

商  号

Oji Myanmar Packaging Co.,Ltd.

事業内容

段ボール箱製造販売と紙パルプ、フィルム、その他包装資材の輸入加工販売

設立年月 (予定)

2015年2月

資 本 金 (予定)

US$8.0百万(約9億円)

王子グループ出資比率

100%

 

[新工場の概要]

工場所在地

ミャンマー連邦共和国ティラワ工業団地内 (ヤンゴン市街中心部から南へ約20km)

敷地面積

40,081㎡

総投資額

約US$8.0百万(約9億円)

営業開始

2016年4月(予定)

 

3.   今期の業績に与える影響
本件が、2015年3月期業績予想に与える影響はありません。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
王子ホールディングス株式会社 グループ経営委員 磯野 裕之 (TEL) 03-3563-4385
Oji Asia Packaging Sdn. Bhd.(Myanmar Branch) 支店長 徳永 清朗 (TEL) +95(0)1-860-3393&4