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みんなで紙のリサイクル

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「紙のリサイクルの考え方」でお話したように、紙のリサイクルは、つくり手・使い手・集め手の3者の密接な連携で成り立っており、各々の役割分担と協力が欠かせません。ここでは紙の使い手である消費者の皆さまに担っていただく古紙の分別について取り上げます。
分別の基本は「分ければ資源、混ぜればゴミ」です。使い手の皆さまになるべく分けていただくことで、リサイクルがしやすくなります。以下にご紹介するのは、公益財団法人古紙再生促進センターの分別基準です。実際の分別は、自治体によって異なる場合がありますので、お住まいの地区の分別方法を必ずご確認ください。

古紙の分別と種類について

古紙の分別と種類について説明図

<禁忌品とは?>

リサイクル時に大きな障害を発生させる原因となり、製紙原料として適さないものです。古紙に混入させないようご注意願います。

(紙以外のもの)
石、ガラス、金属、土砂、木片、ビニール・プラスチック類、布類、建材、合成紙、不織布、粘着テープなど

(紙ではあるが再生に適さないもの)
感熱紙、臭いのついた紙、カーボン紙、ノーカーボン紙、昇華転写紙、感熱性発泡紙、医療廃棄物と接触した紙、ロウ紙、臭いのついた紙、汚れた紙など

身近なところでは、このようなものが要注意です!

・雑誌の付録: CDやDVD、化粧品等のサンプル、捺染紙、発泡紙
・表面に塗られた薬品が再生の障害となるもの: レシート、カーボン紙、粘着テープなど
・紙以外のもの: セロハン、セロハン付きの封筒、写真

禁忌品の中でも、特に最近王子グループでトラブル発生が多いものは次の通りです。

(1)昇華転写紙(捺染紙、アイロンプリント紙)

昇華転写インクで印刷された紙で、主に布などに絵柄や文字を転写する際に利用されます。アイロンなどで熱をかけてプリントできることから、商業用のほか、雑誌の付録や手芸用の商品として一般でも使用され、裏文字になっているのが主な特徴です。一方、最近では、カバンや靴など海外からの輸入雑貨の中に緩衝材として昇華転写紙が入っていることがよくあります。写真のように、インクの付いた昇華転写紙を白い紙で覆って、バッグの型くずれ防止用に詰められていることが多いのです。

昇華熱転写紙が詰め物に使われているバッグの写真
バッグの詰め物として使用されている昇華転写紙(ピンクの部分)

昇華転写インクは常温で徐々に昇華する性質があり、仮に各種紙箱の材料となる白板紙の原料に混入した場合、数ヶ月後に紙の表面に赤や青のシミになって現れます。そのため、パッケージ類をお客さまにお納めした後に、カビが生えたようになってしまうことがあり、回収処分しなければなりません。昇華転写インクは、現在の古紙処理技術では完全に除去することができないためお気づきの際はかならずゴミとして廃棄して下さい。

(2)感熱発泡紙

ベースとなる紙の上に、感熱性発泡カプセル層を塗布した紙で、熱をかけることにより発泡カプセルが膨らむ仕組みです。立体コピー紙として、点字印刷物や各種カードに使われます。感熱性発泡カプセルが残ったまま古紙として回収され、再生紙の原料に混入すると、製造工程で熱がかかったときにカプセルが膨らんで凹凸ができてしまい、製品として出荷できなくなります。

加熱によって凹凸模様が浮かび上がった感熱性発泡紙
加熱によって凹凸模様が浮かび上がった感熱性発泡紙

(3)臭いの付いた紙

線香、石鹸、洗剤の箱などの強い臭いがついた紙は、古紙処理工程で完全に脱臭することが困難なため、製品となった紙に臭いが残ってしまいます。

(4)ロウ引き段ボール

パラフィンなどの薬品を塗布または浸みこませ耐水加工を施した段ボールです。輸入された野菜や魚介類のパッケージに多く使用されています。こらら薬品が混入した古紙を原料として製造された段ボールにはシミが発生し、製品として出荷することができません。