王子ホールディングス株式会社(社長:加来正年、本社:東京都中央区)のグループ会社11社(王子コンテナー株式会社、森紙業株式会社他9社)は、段ボールシートおよび段ボールケースの取引に関し、独占禁止法第3条(不当な取引制限の禁止)に違反する行為が認められるとして、2014年6月19日付けで公正取引委員会から排除措置命令および課徴金納付命令を受け、同委員会に対し審判手続を行ってまいりました。
このたび2021年2月8日付けで同委員会より課徴金納付命令の一部を取り消し、その余の審判請求を棄却する旨の審決を受けました。当社は、審決の内容を精査し、慎重に対応を検討しました結果、東京高等裁判所に審決取消訴訟を提起しましたのでお知らせいたします。
なお、本件に関わる課徴金につきましては、2014 年 3 月期決算において特別損失として計上しており、現時点において、業績に与える影響はありません。
株主の皆様、お客様をはじめ関係者の皆様におかれましては、引き続きご支援ご鞭撻を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。